スペインの食習慣、わたしの食習慣
個人差、地域差色々だと思いますが、
スペイン人は1日5食食べると言われています。
初めて聞いた時はそんなの絶対に太るに決まってるし、胃がもたない…と思っていたのですが、
よくよく話を聞いていると、わたし自身の無意識の食習慣と共通する面もあるし、
それは体型維持にも役立っていると改めて認識できたので、シェアしてみようと思います。
ある意味スペイン式ダイエットかもしれません。
実際、バルセロナに来て想像よりスリムな人が多いと思いました。
今回食事の観点から、スペイン的習慣と自分の習慣を照らし合わせてみてみます。
朝甘いものを食べる
スペイン人はどちらかというと朝は甘いパンやシリアル、ジュースなどを摂るようです。
わたしは日本では朝干し芋を食べるのがお気に入りで、甘いもの中心になることも結構多かったです。
わたしの場合は朝お腹が空くため、家にあるさっと食べられるもので食べたいものを好きに食べる感じでした。
ちなみに甘いパンは日本でもスペインでもパンオショコラが好きです(Napolitana de chocolate とスペインで呼びます)
朝食と昼食の間に何かつまむ
スペインは昼食の時間が遅く、この時間にボカディージョ(パン)とか食べたりする人もいるようです。
わたしも働いていた頃昼ごはんが遅くてお腹が空いてしまうため、いけないなと思いつつ自販機のおやつをつい食べてしまうことも。出来立てのパンとかの方が身体に良さそうでいいなぁ。
昼食が遅く、最もボリュームが多い
スペインで食事のボリュームが大きくなるのはランチ。レストランでもコースメニューが提供されます。14時〜17時ごろが一般的のようです。
2品+デザートのランチコースをよく見ます。
シエスタなき日本でのランチ習慣
わたしは昼食は13〜14時台に食べることが多く、比較的スペイン時間寄りでした。
日本で仕事の日は昼食後眠くならないように(シエスタの時間ないし)、消化に負担がかかるものはできるだけ避けていました。定番は朝作った具沢山のオリジナル炊き込みご飯(そういえばオリーブオイル入りだった)、あるいはコンビニで肉入りサラダとおにぎりなど。
現在でも昼食は遅めの日が多いです。
休みの日、あるいはシンガポール在住時代は、お昼をしっかり食べて、その後はあまりお腹が空かないというケースが多かったです。
会食ももし可能であればランチ派。
夕方におやつ
スペイン人は日本人にとって早めの夕食にあたる時間、おやつ程度に空腹を満たすものを食べているようです。
ランチによって夕方の内容は変動
わたしは仕事の日は昼が軽めでお腹が空くので、肉か魚をメインに摂ることが多かったです。
焼くか、スープにして塩やスパイス、バターなどで味付け。
調理ができるだけ素材のままシンプルなところも、今思えばスペインっぽい気がします。
スペイン人はこの時間フルーツをつまむ人も多いようですが、わたしもよくフルーツを食べています。
ちなみにスペインでのお気に入りはスモモ。
ランチをしっかり食べた日はあまりお腹が空かないので、スペイン人同様おやつ程度に何かつまんで、その日の食事を終了。
残り物をつまむこともあるし、ナッツやドライフルーツをつまむときもあります。
夕食の内容はランチの時間や内容によって左右されます。
21時以降に軽い夕食
これは胃が弱いため基本的に習慣がありません。
その代わり早めに寝て、朝は好きなものを食べる感じです。
体型維持に役立っていそうな習慣まとめ
スペインの1日5食は、おやつも1食にカウントしての5食だと知り、
その数え方でいうと、わたしも1日4食は食べていたことに気付かされました。
わたしの食生活、日本感覚ではあまりちゃんとしていない食習慣だなと思われてしまうかもしれませんが、
我慢せずダイエットや体型維持につながっている習慣もありそうです。
例えば
・ボリューミーな食事は一日一食
・夜軽め
・味付けや調理方法はシンプルめ、できるだけ加工しすぎず食べる
・オリーブオイルやナッツなど良い油を日々たくさん摂っている(満足感UP)
・ジャンクフードはゼロではないが、外食含め割合少なめ
・(空腹だと胃がキリキリする体質のため)適宜軽くつまむ習慣がある
・日常の食事は平均的な日本人に比べ、あれこれバラエティ豊かに食べたい欲が薄いかも
この辺りについては、スペインの習慣を知り共感できた部分でもあります。
引っ越して食事の違いから調子を崩してしまいそうな時もありますが、
今後のスペイン生活でも、美味しく食べつつ体型維持できたらなぁと思っています(ご飯が美味しくて大変ですが)