National Gallery Singapore
シンガポールの国立美術館は、以前シンガポール旅行をした際バーを利用したことがありました。
マリーナベイサンズのショーを特等席で鑑賞!ナショナルギャラリーシンガポール AURA
今回は展示品を初めて鑑賞。
撮影はOK、NG混在していたかと思います。
あまり撮影していなかったのですが、シンガポールやマレーシア等出身画家の作品や、昔のシンガポールの暮らしが伝わるような絵がたくさん展示されていました。
朝食の絵。カヤトースト!?
シンガポールの法律の歴史を展示したコーナーも。
左上は初代首相リークアンユー!
シンガポール自治邦、国になる前の資料でした。
National Kitchen by Violet Oon
ナショナルギャラリー内には、プラナカン料理(中華、マレーを中心としたシンガポールの多国籍食文化)の人気レストランNational Kitchen by Violet Oonがあります。
プラナカン風タイルをMIXしたお洒落な店内。
今回、シンガポールハイティーを予約しました。
(人気店のため、時間帯問わず予約した方がよさそうです)
ハイティーセットとして追加料金なしで頼めるのは、紅茶とノンカフェインそれぞれ一種類でした。
トロピカルメドレーをオーダー。ハイビスカスやココナッツの香り♡
ハイティーセットが届きました!
上段は伝統的なスイーツ。
特にkueh ko swee(ココナッツがまぶされたもの)が優しい味わいで好みでした。
ういろうに似てる気がします。
中段はフィンガーフード。
プラナカン料理がベースのため、あまり見慣れない食べ物ばかりですが、口にするとどれも美味しい。
下段はドライラクサと、ビーフサンバルの肉まん風。
下2種はがっつりご飯メニューという感じで、かなりお腹にたまりました。
ドライラクサはパスタ風、ビーフサンバルのお肉は甘めの味付けで、どちらも美味しかったです。
食事も食べに来たい、と思わせてくれる、美味しいアフタヌーンティーでした。
Former Ford Factory
こちらはやや郊外のブキティマエリアにある博物館です。
元は自動車会社フォードのシンガポール工場だった施設。
第二次世界大戦時、日本軍に降伏した地がこのフォード工場だったそうです。
日本語で書かれた都心部地図。
都心部の道や道路名が今と変わっていないことに驚き。
日本がアジア各国を占領しようとしていた時代…。
シンガポールは日本占領時、昭南島という名前がつけられていました。
英語が多く、私の語彙力ではわからない部分も結構あったのですが、アサヒグラフなど、日本語の資料もたくさん展示されていました。
日本に対してのシンガポールの姿勢は、「許そう、しかし決して忘れまい」というリークアンユーの言葉に集約されているのではないでしょうか。
政治経済文化、どの面においてもシンガポールはまったく反日ではないと思っていますが、
第二次世界大戦時の日本の行いは、シンガポールにとって辛い歴史である、ということがダイレクトに感じられる展示でした。
日本人である以上非常に複雑な気持ちになる施設ではありますが、他国の感情、認識、ものの見方を知る上でも、こういった場所にも足を運ぶことができてよかったです。