開運スポットを「東京星図」で調べてみよう

この記事は、以前ブログに掲載していたものを大幅に加筆修正しました。
旅行カテゴリから外れるかなと非公開にしていたのですが、東京散歩や開運スポット巡りという点では、東京観光に役立つ記事かもしれないなと思い、再公開することにしました。

東京星図とは

ホロスコープのテキストも数多く出版している、西洋占術家の松村潔氏が2003年に出版した、運命を導く東京星図: Tokyo Horoscopeという本。

「東京星図」とは、ざっくり言うと皇居を中心に東京を12等分し(つまり30°ずつ割ります)、それぞれに星座を当てこんで、土地の性質について考察したものです。

残念ながら現在絶版となっており、入手は少し難しいのですが、読んでみると面白いですので手にする機会があれば是非。

エリア別星座一覧

(→は本に書かれた内容プラス、個人的印象)

牡羊座:渋谷、恵比寿、代官山、駒場方面を除く目黒区一帯、六本木、広尾、赤坂
→港区女子的な雰囲気、スタイリッシュ、華やか、トレンド

牡牛座:霞ヶ関、白金台、泉岳寺、品川駅、芝公園、虎ノ門
→高級感あり、牡羊座エリアに比べ重厚感やお堅い印象

双子座:新橋、日比谷、汐留、お台場、羽田空港(海多し)
→海沿いで埋立地が多い、空港や新橋など、行き交う人の移動が多そう

蟹座:銀座、築地、月島、豊洲、辰巳(海多し)
→水辺が多め、歴史ある、銀座築地月島は昔から続くお店も多そう

獅子座:東京駅、門前仲町、葛西、浦安(ディズニーランド)
→東京駅に関しては首都名のついたセンター的風格、浦安もレジャー施設のトップ

乙女座:大手町、神田、両国、錦糸町、押上
→ホワイトカラーから力士まで、その他にも多様な方面でプロフェッショナルがいそう

天秤座:秋葉原、上野、浅草、亀有、柴又
→下町、人情、長く商売するお店が多そう、古くからの東京らしい観光スポット

蠍座:神保町、御茶ノ水、本郷、根津、谷中、日暮里
→大学や病院が多い、研究者、古書、歴史ある雰囲気

射手座:九段下、水道橋、飯田橋、東池袋、大塚、赤羽
→ドームや武道館はスポーツや音楽の頂点的存在、大学や病院が多い

山羊座:護国寺、池袋、目白、高田馬場、神楽坂、雑司ヶ谷
→池袋や高田馬場はアジア人街、その他は小綺麗で保守的な印象

水瓶座:四谷、新宿、大久保、江古田等一部を除いた中野区、中央線
→人種も外見も趣味も個性派な人が多そう

魚座:元赤坂、千駄ヶ谷、代々木、原宿、駒場、初台〜京王線沿い
→原宿以外は近隣に比べ落ち着いている印象、綺麗なエリアが多い

わたしの勝手なイメージはさておき。
西洋占星術に馴染みがあったり、東京に土地勘のある方、なんとなーくキャラが見えてきませんか?
この占星術上の星座サインと、それぞれの土地のキャラクターの一致に着目したのが東京星図の考え、だそうです。

今まで住んだ感想

わたし個人は今までこの中では牡羊座、牡牛座、蠍座、山羊座、水瓶座、魚座エリアに住んだり働いたり学校がありました。

牡羊座に縁があった頃


この頃は比較的流行り物大好き、派手なもの好きの性質が強調され、結構楽しかったです。
が、落ち着きがなくあまりあれこれ計画を立てるよりノリで生きがち。生活習慣は乱れがち。昼夜逆転しがちでした。

牡牛座に縁があった頃


「東京」が誕生した日の太陽は、東京星図では東京タワーの位置なんだそうですよ。
土地としては気持ちの良い空間で、あれしたい、これしたいという上昇志向的な欲求が沸くところでした。
ただこのころは結構しんどかった記憶が。やる気はあれどうまく進むことができず空回りしていました。

蠍座に縁があった頃


大学や研究機関の多い場所。アカデミックさを求めるなら居心地が良い感じ。
個人的には当時あまり興味がわかなかった。ちょっと重たい雰囲気を感じ、どうもついていけないなぁと思っていました。

山羊座に縁があった頃


落ち着いた雰囲気で生活は整う感じ。
きちんと生きようと思える一方、なにか華やかさや個性を出そうとするとなんだか周りの目が気になりがちでした。

水瓶座に縁があった頃


国籍、出自、趣味嗜好、まるで問わないなんでもありのエリアと言われます。
ノリも良くなるし、自分の好きなものを大切にできる。
ちょっと怪しい人(?)も多い。。。

魚座に縁があった頃


魚座らしく(?)フワフワとどこか浮いている雰囲気。頑張ろうって感じじゃないかも…でもその分気軽に楽しく過ごせました。全体的に小綺麗なところが多いので印象はいい。

個人個人で、土地との相性もあるようです。

好きだけど、合わないもあれば、興味がなかったけど、相性がよかったり縁があったりすることもあるそうですね。

自分に合ったエリアを選ぶ

足りないものを補う

「合っている」の定義は様々かと思いますが、
基本的には生年月日や出生地からホロスコープを出して、ホロスコープに入っている星座(太陽、月、水星を始めとした天体がある星座)を見て、足りない性質の集まった星座エリアに住んだり仕事の拠点にするのがいいそうです。

足りない性質の探し方は、
自分のホロスコープに入っている各星座が持つ3つの要素

●火・水・風・地

●活動・不動・柔軟

●男性・女性

この3グループそれぞれの持ち数をカウントして、
それぞれひとつずつ不足しているものをピックアップ。その要素で出来た星座を出せばいいです。

牡羊座は火、活動、男性
牡牛座は地、不動、女性
双子座は風、柔軟、男性
蟹座は水、活動、女性
獅子座は火、不動、男性
乙女座は地、柔軟、女性
天秤座は風、活動、男性
蠍座は水、不動、女性
射手座は火、柔軟、男性
山羊座は地、活動、女性
水瓶座は風、不動、男性
魚座は水、柔軟、女性 です。

ぜひ数えてみてください。

「足りないものを補った」個人的体験

私の場合でいうと、ホロスコープ全体で見た時は火星座、柔軟宮、男性星座が少ないので、足りないパワーをもらえるのは射手座。

より個人の資質を表す天体(太陽、月、水星、金星、火星)に限定して見た場合、地星座、活動宮、女性星座が少ないから、山羊座。

確かに、山羊座の土地に強い縁があった頃、私はそれまでに比べ山羊座の特徴のひとつである社会性を身に付けました!笑

そして山羊座と関連が深いといわれる骨、歯、関節について、大きく治療することになったのもこの頃。
それまでは長年病院嫌い、手術怖いと踏み出せなかったので、大きな変化でした。
治療は大変だったけど、長年の悩みが解消され本当に良かった。

楽しい思い出ばかりの場所じゃない。
でも自分にとっては今まで苦手意識があったり億劫だったりで避けてきた部分に着手し、着手しただけではなくそれが身になり(大事!しんどいだけであまり実益がないときも多いですから)、前に進むことができた土地だと言えそうです。

足りないものを補う力をくれる実感、山羊座の頃を思い出すとわいてきます。

太陽を強調させる

また、足りないものだけでなく、太陽星座はやはり自分の生きる基本的指針なので、太陽の場所を拠点にして強調するもよし。

ほしい要素が得られる場所

そして、スタートアップには牡羊座、フットワークを軽くしたいなら双子座、細かい作業や分析に強くなりたいなら乙女座、何かを極めるなら蠍座、堅実に成果を求めるなら山羊座といったように、その土地(星座)の持っている性質を借りるというアプローチも良いとのことです。

遊びに行くだけでもOK、自分だけの開運スポット巡りにも

本によると、住んだり働いたりするだけでなく、遊びに行ったり散歩してみたりすることでもその土地のエネルギーをもらえるそう。
土地の力を貸していただきに、自分用開運スポットを求めてお出かけするという使い方は手軽で楽しいですよね。

 

以前引っ越しについて考えていたときに偶然東京星図について知り、興味半分で東京星図の本を読んだのですが、なかなか面白かったのでシェアしました。

東京のいろいろな土地の雰囲気を感じながら、元気をわけてもらえたらいいですよね☆