☆こちらの記事は2016年1月にシンガポール航空のA380-800スイートクラス(シンガポール・チャンギ国際空港発、パリ・シャルル・ド・ゴール空港行き便)に搭乗した記録です。現在と内容が異なる場合があります。ご了承ください。
タクシーでチャンギ空港に向かい、ファーストクラス専用入り口から空港に入りました。入り口がラウンジになっており、その場でチェックインと出国審査が即完了(当時はシンガポールの居住者で指紋による自動出国手続きができたのもあり、本当に一瞬で手続き完了でした)。ゲートを出ると、目の前にはシルバークリスラウンジ。動線が完璧!(チャンギ空港はこちらに限らず動線が非常に良くストレスフリー。やっぱり世界一好きです)ファースト、スイート搭乗者は、こちらのシルバークリスラウンジに併設された専用ルーム「ザ・プライベートルーム」を利用可能でした。
ビュッフェコーナーの一部です。
こちらの食事サービスは「軽食」とありましたが、サンドイッチやスイーツ、チーズなどのビュッフェのほかにオーダーメニューも豊富にありました。深夜便なのでシャンパンとグリーンサラダをお願いしました。
この日は出発がかなり遅れていました。
もともとパリでは宿泊しないつもりだったので滞在が朝から夕方までという短時間の中、美術館とお買い物に行こうとしていたのですが、諦めてサンジェルマンデプレの辺りでお買い物をして終了、でした。
その分プライベートラウンジを存分に満喫できたのはよかったかな。
温かみがありながら、すっきりと洗練されたブラウン系のインテリアがとても素敵でした。
「もうひとつの我が家」というコンセプトで、自宅のようにくつろげるお部屋にデザインされているそうです。
くつろぎすぎの写真ですみません…こちらはソファーのエリアで、後ろが先ほどサラダを食べていたレストランスペースになっています。
遅れののち、ようやく搭乗。個室で、中央2席は台で仕切られています。扉をパタンと閉めるとプライベート空間になっていて、誰にも邪魔されずおやすみできます。
ウェルカムドリンクは夫につられてとりあえずドンペリに…。
シャンパンはドンペリとクリュッグを選べました。
着替えをどうぞと用意されていたのはジバンシィのグレーのパジャマでした。お洒落、というよりはとても実用的なつくり。とても軽く、肩が凝らないところがすごく気に入ってしまい、結局家でもパジャマとしてボロボロになるまで着たおしました。
ちなみに世界的に活躍するフランスのモデル、カロリーヌ・ド・メグレもインタビューでSQのジバンシィのパジャマがお気に入りと答えていました!←著書が好きで愛読してました♡
アメニティポーチはフェラガモでした。シニョーラのフレグランスシリーズのアメニティが入っていました。硬い素材で丈夫なので、小物入れとして今も我が家で現役。
ラウンジで深夜便だからサラダで〜と言っておきながら、真夜中にリブアイステーキを食べたのはわたしです。
シンガポール航空のサイト内の「ブック・ザ・クック」というページでミールの事前オーダーができます。
ビーフが大好きなので、迷わずステーキを事前オーダーしてしまいました。
食器はSQオリジナルのウェッジウッドでした。
以下は…おそらく夫の撮った写真と混ざっているので、流石にこんなに食べていないと思うのですが…いや全部わたしが食べたのかも…。
すっかり満腹で眠くなったところで、別室のベッドスペースに移動させてもらいました。
こちらも扉を締めてしまえば寝相が悪くても大丈夫?(ベルトでしっかり固定されていますので普通に大丈夫です)
めちゃくちゃ熟睡、爆睡できました。ただでさえ過ごしやすいA380でこれでもかと手厚くおもてなしをしていただき、今までのどのフライトよりも朝が来るのが早かったなぁ…。
おめざなのか夜食なのか忘れましたがフルーツも出してもらいました。乾燥した機内で食べるフルーツは地上の何倍も美味しいですよね。
朝食も「ブック・ザ・クック」で事前にお願いしていました。美味しい和食でまさに旅館の朝食さながらのメニュー。日本便じゃないのにすごいですよね。
居心地よく名残惜しいけれど、あっという間にシャルル・ド・ゴール空港に到着してしまいました。
この旅行ではアムステルダムからファーストクラス(アムステルダム便は当時スイートクラスなし)で帰ったので、帰りもとても楽しいフライトだったのですが、この行きのスイートクラスの体験が、この旅最大のハイライトだったと思います。笑 夢のような素敵な時間をありがとうございました。