Sheraton Towers Singapore
クラブラウンジ
2度目のシェラトンタワーズシンガポール宿泊の最後の記事です。
今回はカクテルタイムにラウンジを訪問しました。
このホテルのラウンジ空間は、個人的に館内で最も好きな場所です。
食事は種類こそ多くないものの、“少数精鋭”という言葉がぴったり。
どれも丁寧に用意されていて、つい一つ一つじっくり味わいたくなります。
ただし人気ゆえか、補充はゆっくりめ・無くなるのが早めなので、早めの訪問がおすすめです。
クラシックモダンなラウンジ空間に浸る
ラウンジに足を踏み入れてまず感じるのは、「静かな品の良さ」。
インテリアは程よく華やかで、装飾や家具の配置にも余裕があり、大人がくつろぐのにちょうどいい落ち着きを纏っています。
照明やアートワークも主張しすぎず、ホテル全体のクラシックさと現代的な要素が自然に溶け合った空間。
長く愛されてきたホテルならではの安心感があり、時間帯によって変化する雰囲気も楽しめます。
カクテルタイムのフードは“少数精鋭”
カクテルタイムには、小皿でつまめる軽食やデザート、サラダバーが並びます。
品数は決して多くないのですが、どれも「とりあえず置いてある」ものではなく、ちゃんと美味しい。
パイや惣菜、カラフルな前菜など、つい手が伸びるラインナップが揃っていました。
ただし注意点としては、人気メニューはすぐに無くなる傾向があること。
補充のタイミングもゆったりめなので、気になるものがあったら迷わずすぐに取っておくのが正解です。
ドリンクコーナー
シンガポール名物タイガービール、ワイン、スピリッツ類が揃っていて、カクテルオーダーも可能だと思います。
フードがなかなか美味しく、おかわりしてしまいました。
スタッフの方々も控えめながら目配りが行き届いていて、気を遣わず、それでいてきちんとしたもてなしを感じられる距離感でした。
近年のビジネスホテルではあまり見かけない、重厚感と高級感が随所に漂い、老舗らしい風格を感じさせてくれます。
そんな空気感に浸れるのが、シェラトンタワーズの魅力のひとつだと思います。