モダニズムに触れるお祭り、Fira Modernista de Barcelona

2026年で20回目を迎えるバルセロナのお祭り、Fira Modernista de Barcelona i del comerç de Barcelona(バルセロナのモダニズム(近代主義)と見本市)。
2026年は5月29日(金)〜31日(日)の3日間開催。
Fira Modernista de Barcelonaの開催を知らせるレトロなイラストが描かれた公式ポスター
場所はCarrer de Brucがメインで、イベント期間中歩行者天国になります。
大通りのディアゴナル通りもBrucと隣接する一部の遊歩道で屋台が設置されていました。
お祭りの期間中に歩行者天国となり多くの白いテントや屋台が立ち並ぶCarrer de Brucの様子

レトロな世界観

19世紀末から20世紀初頭のバルセロナで花開いた芸術運動「モダニズモ(カタルーニャ地方のアールヌーヴォー)。
その時代を再現するというコンセプトの、タイムスリップイベントです。

このイベントらしい珍しい出し物もありました。
ピアノ演奏と、紙で造られたオルゴールを販売するお店。
レトロな衣装を着たスタッフが実演する、紙製のオルゴールやアンティークな小物を並べた屋台
鍛冶屋さんの実演。
お祭りの会場で伝統的な金属加工の技法を披露する職人による鍛冶屋の実演ブース
空気を入れて火を強める道具、初めて見た。
鍛冶職人が使用する、火力を強めるための大きな手動式の送風機(ふいご)
軽快なカスタネット演奏♪
お祭りでは当時の雰囲気の衣装を着ているスタッフがたくさんいて素敵でした。
19世紀末の華やかなレトロ衣装を身にまとい軽快にカスタネットを演奏するお祭りのスタッフ
当時のレトロな服装でお祭りに参加するもよし(ただしコスプレ人口は少なめ。日本ならレトロ衣装で来る人がもっと多そうだなぁ)。
パネルで記念撮影するもよし。
当時の人々の服装が描かれた、来場者が記念撮影を楽しめるレトロな顔出しフォトパネル
キッズ向けのワークショップも多く、地元の子どもたちが創作に勤しんでいました。
これはワークショップとは関係ない、版権があやしい風船。
お祭り会場の路上で販売されている様々なキャラクターが描かれたカラフルな風船
このほか、ダンスなども交えた演劇(今回はガウディの生涯や作品がテーマ)も上演されます。

モデルニスモ建築を中心とした観光案内

このイベントでは、毎回その年ごとのテーマがあるそうです。
「アントニ・ガウディ」をテーマにした第20回Fira Modernistaの案内看板
20回目の今回は、テーマがちょうど没後100年を迎えた「アントニ・ガウディ」。

イベントではバルセロナを始めとする、カタルーニャ地方の観光案内が並んでいました。
バルセロナの観光案内は、今回のテーマであるガウディ建築のプロモーションが主軸となっていました。
ガウディ建築の写真や観光パンフレットが数多く並ぶバルセロナの観光案内ブース
近郊の街からの観光案内もたくさん出ていて、知らなかった街の名前も。
建築の見学がてら、少し遠出してみたくなりました(プロモーションにまんまと乗っかっています)。
カタルーニャ地方の様々な近郊都市の魅力を紹介する地域観光プロモーションブース

屋台が並ぶ通り

Bruc通りの中で、ディアゴナル通りに近いエリアは観光案内や展示物が多く、そのエリアが終わると多くの屋台が並んでいました。
様々な食べ物やハンドメイド雑貨の屋台が道の両側にずらりと軒を連ねるBruc通りの風景
以前サグラダファミリアのお祭りでもお店を出していたオリーブ屋さんを発見。
基本的にイベント時の出店とオンライン販売のみのお店で、ここのオリーブは美味しくてお気に入り。
リピート買いしました。
様々な種類や味付けのオリーブが大きなボウルに盛られて並ぶお気に入りのオリーブ屋台
⭐︎オリーブ屋さんやサグラダファミリアのお祭り詳細はこちらの記事を参照ください
4月下旬のサグラダファミリア地区の祭り「Festa Major」最終日がめちゃくちゃ楽しかった。奇祭「人間の塔」鑑賞&屋台で買い食いショッピングを満喫

ワインを販売する小洒落たショップ。
おしゃれな木製のラックに地元のワインボトルを美しくディスプレイして販売している特設ワインショップ
エンパナーダやドリンク販売。
焼き立てのエンパナーダ(具入りパイ)や冷たいドリンクが並ぶフードスナックの屋台
アルゼンチンのお菓子屋さん。
アルファホールなどの伝統的なお菓子が綺麗に並べられたアルゼンチンスイーツの専門店屋台
路上には座って食べられる座席も用意されていました。
歩行者天国となった道路上に設置された購入したフードを座って楽しめる簡易的な飲食スペース
こちらのお店で、サングリアを注文。
大きな容器に入った自家製サングリアやドリンクを販売している賑やかなドリンクスタンド
モダニズムのレトロなデザインが可愛いドリンクカップ♡
どこのお店でドリンクを購入しても1杯目は表示価格にカップ料金がプラスされ、2杯目以降はカップを使い回しで表示価格になる仕組みでした。
モダニズムをイメージしたレトロで可愛いイラストが描かれたお祭り限定のリユース可能なドリンクカップ

食事処

軽食の屋台が多めの中、1番がっつりフードが食べられるのは、もくもく煙が立っているお店。
お肉を焼く香ばしい煙がモクモクと豪快に立ち上るお祭り一番のがっつり系フード屋台
お肉の塊やソーセージを炭火焼き中!
アジアの屋台を思い出してワクワクしました。
大きな鉄網の上でジューシーに炭火焼きされている肉の塊や長いソーセージ
お値段はこんな感じ。メニューがカタルーニャ語でした。
左がフルセット、
中央は単品(pop=タコ、costella=リブ、pernil rostit=ローストハム、cansalada=ベーコン、mix xoriço=チョリソー盛り合わせ、mix porc=豚肉詰め合わせ、patates i pints Padró=ポテトとピミエントス揚げ)、
右が飲み物(vi=ワイン、ampolla=ボトル、got=グラス、cervesa=ビール、refrescs=ソフトドリンク、aigua=水)
というラインナップ。タコやリブ、各種ドリンクの価格がカタルーニャ語で書かれたフード屋台のメニュー看板
豚肉の盛り合わせと、ポテトとピミエントス揚げを!
日中はちょっと暑くて汗ばんでしまうけど、バルセロナの路上で屋台気分が味わえるのが楽しい〜♡
紙皿に盛られたボリューム満点の豚肉の盛り合わせとフライドポテト、ししとう(ピミエントス)の素揚げ
バンド演奏も最高でした!
(ステージは夜中まで続くらしい…。バルセロナで複数お祭りを経験して感じるのは、つくづく夜の騒音の概念が少ない街ということ)
お祭りの会場を盛り上げるため路上特設ステージで熱いパフォーマンスを披露するバンド演奏の様子
旅行中でも便利な立地で開催されているので、タイミングがあればぜひお祭りをのぞいてみてください。

⭐︎公式サイト

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