日曜日・祝日は「閉店法」という法律により、
スーパー、デパート、一般店、市場(クラインマルクトハレ)が全てお休みになるフランクフルト。
お買い物や市場散策は別日にし、お水などは土曜夜までに調達し、日曜は有名スポットの観光に充てるのが良い過ごし方です。

今回はフランクフルトの日曜観光のモデルコースをご紹介します。

日曜のフランクフルト観光モデルルート

ユーロタワー前のユーロマーク

撮影スポットとして人気なのが、ユーロタワー前のユーロシンボルマーク
ユーロタワーはかつて欧州中央銀行本部が入居していたタワーで、ユーロ導入期から金融都市フランクフルトのシンボルとして親しまれてきたモニュメントです。
ユーロタワー前にある大きなユーロシンボルマークのモニュメント

ゲーテハウス&ドイツロマン美術館

ドイツを代表する文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの生家 、ゲーテハウス
ゲーテハウスとドイツロマン美術館の外観
隣接するロマン主義美術の博物館ドイツロマン美術館
ドイツロマン美術館のエントランスと看板
ロマン美術館にチケットカウンターがあり、ゲーテハウスと美術館共通チケットを購入できます。
見学料金は一般12ユーロでした。
ゲーテハウスとドイツロマン美術館の共通入場チケット
まずはドイツロマン主義の世界観を味わうことができる美術館を見学しました。
ドイツロマン美術館内の絵画や展示作品
ドイツロマン美術館のモダンで洗練された展示室
質問カードが置いてあり、自由に記述し掲示できます。
来館者が記入した質問カードが並ぶコーナー
神社の絵馬を思い出す光景。
カラフルで、これ自体がアートな感じ。
壁一面にカラフルに掲示されたメッセージカード
中庭を通り、ゲーテの生家へ。
ゲーテハウスとドイツロマン美術館をつなぐ中庭
美しく、そして部屋数が多い…!
ゲーテハウス内のエレガントな調度品が飾られた部屋
それぞれの部屋に異なった趣向があり、ハイセンスな家庭だったことが窺い知れました。
クラシックな家具と装飾が美しいゲーテ生家の部屋
図書室もありました。
多数の古書が並ぶゲーテハウスの書斎・図書室
印象的だったのが天文時計。
時刻、月の満ち欠け、星座と太陽の位置関係を読み取ることができる時計でした。
現役で動いています。
ゲーテハウス内にある精密な構造の大きな天文時計

レーマー広場

フランクフルト観光の中心、レーマー広場
フランクフルト旧市街の中心に位置する、絵画のように美しい歴史的な広場です。
ドイツ伝統の木組み建築(ハーフティンバー様式)が立ち並ぶフォトジェニックな景観が魅力!
レーマー広場に立ち並ぶ伝統的な木組み建築の街並み
広場に面する旧市庁舎 レーマー(Frankfurter Römer) は、神聖ローマ皇帝の戴冠式後の祝宴も行われた歴史的な場所です。
フランクフルト旧市庁舎レーマーの外観
可愛い建物に囲まれた、最も観光客で賑わうスポットでした。

新オールドタウン

レーマー広場とフランクフルト大聖堂の間、新オールドタウンの街並み。
再建された綺麗な建物が並ぶ新オールドタウンの街並み
フランクフルトの旧市街は第二次世界大戦時の空襲で中世の木組みの建物はほぼ壊滅してしまい、1970年代にコンクリート造りの現代建築の市庁舎が建てられました。
その後、「歴史的な街並みを取り戻そう」という市民の声が高まり、旧市庁舎の解体作業(!)を経て、2018年にレーマー広場を中心とした旧市街の新オールドタウンが完成したそうです。
旧市街の綺麗さに納得する歴史的背景でした。

フランクフルト大聖堂

フランクフルト大聖堂は、「カイザードーム(皇帝の大聖堂)」の別名を持つ、赤砂岩でできた14〜15世紀のゴシック様式の聖堂です。
赤砂岩で作られたフランクフルト大聖堂(カイザードーム)の外観
赤い砂岩の重厚感あるつくりが印象的です。
聖堂内見学は無料。
有料で約300段の階段を上って塔の展望台に登ると、旧市街と近代的な高層ビル群が一望できます。
高さのある重厚なフランクフルト大聖堂の塔

マイン川&鉄の橋

フランクフルト市内を流れる、マイン川。
ヨーロッパの川がある景色はいつ見ても優雅で素敵です。
マイン川沿いから臨む優雅なフランクフルトの風景
マイン川を隔てた南北の街をつなぐ、ネオゴシック様式の鉄の橋
こちらも、戦争による破壊を経て再建されたそうです。
写真ではあまり写っていませんが、カップルが鍵をかけて誓いを立てる「愛の南京錠」がたくさん付けられていました。
マイン川にかかるネオゴシック様式の鉄の橋(アイゼルナー・シュテグ)

シュテーデル美術館

ドイツ屈指の知名度と歴史を誇る、最古の私立美術館シュテーデル美術館
700年にわたる西洋美術史を網羅しており、見応えたっぷり。
美術館好きは必見です!
重厚な佇まいのシュテーデル美術館の外観
入館料は19ユーロ、所要時間は1時間半ほどです。

シュテーデル美術館のおすすめ作品

ルノワールは流石の美しさ!
シュテーデル美術館に展示されているルノワールの絵画作品
ピカソの作品。
シュテーデル美術館に展示されているピカソの絵画作品
特に印象に残ったのは、フェルメール。
美術館内の年代ごとに展示されているのですが、光の表現がものすごく現代的な感じがして、同時代の絵画と一線を画していることが改めてよくわかりました。
フェルメール作『地理学者』の絵画展示
ボッティチェリの作品も必見です。
シュテーデル美術館に展示されているボッティチェリの絵画作品

シュテーデル美術館の展望スペースからの景色が綺麗!

シュテーデル美術館のもう1つのおすすめポイントが、展望スペースの美しさです。
旧市街の可愛い建物と、近代的なビル群が立ち並ぶフランクフルトの景色を一望できます。
シュテーデル美術館の展望スペースから一望するフランクフルトの街並みとビル群
帰りにはミュージアムショップを覗いてみて。
美術関連の書籍やグッズが並ぶミュージアムショップ
Holbeinstegを渡って、向こう岸に戻りました。
ホルバイン橋(Holbeinsteg)から見渡すマイン川とフランクフルトの景色
フランクフルトはヨーロッパの中でも、東京のような高層ビルが立ち並ぶ景色が印象的でした。
第二次世界大戦の空襲による焼失など、東京の歴史や復興とも共通項を感じました。
古い街並みを再建する取り組みがあったことで、今のフランクフルトの街並みが作られたことを感じながらの散策となりました。

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